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札幌のちょっと変わった屋根

はじめまして、IDEACD新人デザイナーのUです。

先日、関東から友人が遊びに来た際に
「北海道の屋根ってどうして平らなの?」
と聞かれました。

普段考えたこともなかったので、上手く答えられず。。。

それがきっかけで街の屋根が妙に気になるようになり、
出先では建物を見るときに屋根に注目するようになりました。

そんな私が最近見つけた、札幌市内の少し変わった屋根をご紹介します。

①ちょっと斜めな屋根

手前に向かってひねるような傾斜がかかっています。

こんな小さな屋根にも微妙なカーブをかけるとは……仕事の細やかさに驚かされます。

素人の想像ですが、雪が落ちる箇所を一箇所に集中させて、
横にある配線に雪が落ちないようにしているのでしょうか。
つららができる部分も狭いので、安全面に配慮されている…かも……?

※ 屋根についている小さな突起は
「雪止め」といい、積もった雪が一気に落ちることを防ぐための金具だそうです。

 ②すべり台な屋根

こちらは住宅街にあるお寺の屋根。
屋根の雪を道路側に落とすため、すぐ下に小さめの屋根をつけています。

この力技な感じ、個人的には好きです。

おそらくお寺の屋根は形状が大方決まっているため落雪対策ができず、この形になったのでしょうか。
住宅街にあるお寺ならならではの工夫です。

③密集した屋根

ごちゃごちゃ感と密集具合がなんとも特徴的な屋根。

実はこの建物、二条市場の一部なんです。

地上からはなかなか分かりませんが、上から見ると複雑な構造にになっていることがわかります。

よく見ると屋根同士がくっついていて、雪が落ちる動線が作られているようにも見えます。

中央の屋根が凹んでいる部分は、
雪の降る地域に多い「スノーダクト方式」と言い、太陽光で雪を溶かし凹んでいるところから排水する仕組みになっています。
(冒頭で出た「平らな屋根」はこのケースが多いようです。)

周囲の屋根を連動させて雪の動線を作り、中央に集めて溶かす役割でしょうか。
雑多に見えるようで機能的。
こちらも狭い敷地で落雪を最小限に抑える工夫が凝らされているように思います。

ちなみに雪のない時期は
雪止めに引っかかる形で、ネコがお腹を出して寝ているそうです。かわいい。

 

以上、札幌市街中の少し変わった屋根をご紹介しました。

周辺の環境によって様々な工夫が凝らされていて、個人的には面白いな~と思いつつ眺めています。

見慣れた景色も、視点を変えてみると違った良さが見えてくるかもしれません。
運動不足になりがちなご時世ですが、散歩で気分転換も良いものです。