2021.02.08
MacBookProのバッテリー長持ち★

札幌でWebデザイナーをしているJohanです。
今回は私が業務で使用しているMacBookProのバッテリーについて
私が経験したお話をしたいと思います。

先にお話しておきますと、
幸い、
起動しなくなった。
とか
バッテリーから出火した。
という話ではなかったのでご安心ください。

MacBookProのバッテリーが膨張!?

ある日の終業後、バックパックにMacBookProを収納しようとしたところ、
ある異変に気づきました。

MacBookProがきれいに二つ折りに閉じないのです。
普段はノートPC用のスタンドに置いているので気づきませんでしたが、
平らな机の上に置くと、何かが底に挟まってるのか妙にガタガタします。

MacBookProの底面を見てみると、
ビス止めされている底面のパネルの一部が浮いています・・・。
そう、バッテリーが膨張しているのだと気づきました。

それから半年ほど経ったある日、ついに修理を決断せざるをえない状況が訪れました。
MacOSがアップデートされた事で、Appleメニューのバッテリーアイコンから
バッテリーの状況を確認できるようになっている事に気づき、
バッテリーアイコンをクリックしてみたところ、

そのバッテリー状況に「バッテリー修理サービス推奨」とあり、
文字の後ろにはコーションマークがついているのです。
その時はイヤな汗が流れました・・・。
※コーションマークが人の心理に与える影響について、改めてよく考えられたユニバーサルデザインなんだと再認識しました。

そして、表示された「バッテリー修理サービス推奨」を恐る恐るクリックすると、
Appleサポートへ連絡する案内ページに誘導され、
Appleのサポートを受ける事になるわけですが、
私に支給されているMacBookProは型が古く、すでに対応期限切れで、
サポートを受けるまでに少し苦労しました。

みなさんのMacBookProの購入時期や機種によって内容は変わってくるので、
その詳細は省きますが、私のMacBookProは苦労の末、無事にAppleに引き取られ、
現在修理を待っている状況です。

この記事が気になって読んでくださっている方の中には、
すでに似た症状で困っている方もいらっしゃると思うので、
私が修理に至るまでに下調べをした中で、
みなさんのお役に立ちそうな内容をいくつか紹介したいと思います。

過充電に注意!

肝心のバッテリーの取り扱いについてですが、
私の社内の環境ですと、MacBookProは液晶モニタ2枚に映像を出力して、
本体のRetinaディスプレイと併せ、3枚の液晶モニタで作業しているため、
バッテリーの消耗が激しく、常に電源アダプターを挿したまま作業をしているのですが、
これが過充電の原因となり、バッテリーの寿命を短くしていたようです。

高温注意!

その外にも、Appleサポートのオペレーターの方の話では、
バッテリー自体が通常使用(-10℃~35℃)での環境での動作を想定している。との事なので、
夏場の持ち運びでバックパックなどに入れた状態で、35℃を超えたりしていると、
それもバッテリーの消耗膨張の原因になっている可能性もあります。

過充電は防げる!

持ち運び時の問題は各々の使用環境に合わせて気を付けていただくとして、
過充電の防止については、先ほど紹介した通り、OSのアップデートで
バッテリーの状況メニュー」から管理が詳細にできるようになり、
MacOS Big Surからは「バッテリー充電の最適化」を使うと、
バッテリーを80%までしか充電させないようにしたり、
逆にすぐにフル充電したい場合はそのようにもできます。

バッテリーをより長持ちさせるために。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204054
こちらのApple公式サポートページで、バッテリーをより長持ちさせるための設定も
詳しく紹介されています。
設定の内容は個々の環境によって最適解が変わってくると思いますので、
上記サイトを参考に設定してみてください。

中でも、

  • 「バッテリー電源使用時はディスプレイを少し暗くする」をオンにします。この設定をオンにすると、コンピュータを電源から外した時点でディスプレイの明るさが 75 % に調整されます。
  • 「バッテリー電源使用時に Power Nap をオンにする」をオフにします。そうしておけば、Mac がスリープ状態の間はメールやその他の iCloud アップデートのチェックが行われなくなり、スタンバイ時間が長くなります。

このあたりは、特に設定が必須になってくるのではないでしょうか?

特定のMacBookProバッテリーに不具合

いま現在バッテリーに不具合がある方は、一部の15インチMacBookProに限られますが、
https://support.apple.com/ja-jp/15-inch-macbook-pro-battery-recall
こちらで、「バッテリー回収プログラム」の対象になっているそうなので、
上記のサイトでご自身のMacBookProのシリアルナンバーを入力して、
プログラムの対象になっているか確認してみてください。

バッテリーの修理費用は?

また、気になる費用面ですが、
https://support.apple.com/ja-jp/mac/repair/service#battery
こちらにて、バッテリーや各種アクセサリー類の参考価格の一覧が載っています。
併せて参考にしてみてください。
※あくまで参考価格です。修理の内容によって費用は異なります。

いろいろとMacOSの新機能についても紹介しましたが、
記事を書いている2021年2月現在では、
MacOS Big Surにアップグレードをすると、いくつかの周辺機器のドライバなどが
まだMacOS Big Surに対応していなく、最悪は使えなくなったり、
不具合を起こす可能性がありますので、アップグレードの際は周辺機器やアプリの
OS対応状況を確認したうえで、しっかりバックアップを取り
自己責任で作業をお願いいたします。

同じような問題で困っている方に少しでも参考にして頂けると幸いです。

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